一.伝染病状況
2009年第18週(2009年5月4日~5月10日)、全市18ヶ区・県から16種類3,303例、死亡2例(B型肝炎1例、ばい菌性下痢1例)の法定伝染病発病が報告された。うち、乙類伝染病は10種類1,137例、先週より20.83%増、昨年同期より27.07%減、報告発病数の上位5位は下痢、肺結核、B型肝炎、はしかと梅毒であった。丙類伝染病は6種類2,166例、先週より16.02%増、昨年同期より32.54%減であった。
二.主な伝染病
(一) はしか
今週計72例の発病が報告され、先週より5.26%減、昨年同期より13.25%減であった。発病数上位三区は朝陽、海淀と大興区で、発病報告総数の63.89%を占めた。また、発病は散居児童、無職の方と学生に集中し、発病報告総数の59.72%を占めた。
(二)水ぼうそう
今週計584例の発病が報告され、先週より24.79%増、昨年同期より9.57%増であった。発病数上位五区は朝陽、海淀、豊台、昌平と通州区、発病報告総数の67.47%を占めた。また、発病は学生と学齢前児童に集中し、発病報告総数の79.97%を占めた。
(三)HFMD
今週計1,001例の発病が報告され、先週より8.69%増、昨年同期より37.48%減であった。発病数上位五区は豊台、朝陽、昌平、海淀と大興区、発病報告総数の66.23%を占めた。また、発病は散居児童と幼稚園児童に集中し、発病報告総数の93.31%を占めた。
三、重要事項
2009年5月8日、世界衛生組織とその他の国の甲型H1N1インフルエンザ最新診察治療経験と資料により、中国衛生部は「甲型H1N1インフルエンザの診察治療方案(2009年暫定版第一版)」を制定した。北京衛生局は各級医療機関に、方案に従い甲型H1N1インフルエンザの診察と治療を行い、疑似病例と診断病例の報告を確かに行うように指示した。
夏季に入り、気温上昇とともに、今週北京市の伝染病発病率も先週より増え、特に、胃腸道伝染病の発病数は大幅増えたため、北京市衛生局は各級医療機関に、夏季胃腸道伝染病の予防を強化するように指示した。また、北京はすでにHFMDの発病期に入り、発病数も明らかに増えているため、市衛生局は各級医療機関に幼稚園、学校への予防を強化する同時に、散居児童への予防も重視するように、政府部門にHFMD予防・治療業務への監督を徹底的に行うように指示した。
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