一.伝染病状況
2010年第11週(2010年3月15日0時~2010年3月21日24時)、全市18ヶ区・県から18種類1,408例、死亡7例(B型肝炎2例、狂犬病2例、エイズ、C型肝炎、肺結核各1例)の法定伝染病発病が報告された。うち、乙類伝染病は11種類766例、先週より1.92%1減、昨年同期より4.22%増、報告発病数の上位5位は肺結核(243例)、赤痢(151例)、B型肝炎(109例)、梅毒(82例)、はしか(67例)であった。丙類伝染病7種類642例、先週より16.73%増、昨年同期より26.38%増であった。
二.主な伝染病
(一)甲型H1N1
今週、3例の発病が報告され、先週より1例増、死亡報告はなかった。
2010年3月21日まで、全市甲型H1N1発病者数は計11,086例、死亡は81例であった。
(二)はしか
今週計67例の発病が報告され、先週より19.64%増、昨年同期より36.73%増であった。発病は散居児童(20例)、職員(10例)と在宅の方(10例)に集中し、報告総数の59.70%を占めた。
(三)水ぼうそう
今週計239例の発病が報告され、先週より7.36%減、昨年同期より28.23%減であった。発病は学生(119例)と幼稚園児(24例)に集中し、報告総数の59.83%を占めた。
(四)HFMD
今週計241例の発病が報告され、先週より32.42%増、昨年同期より102.52%増であった。発病は幼稚園児童(124例)と散居児童(110例)に集中し、報告総数の97.10%を占めた。
三.突発公共衛生事件
今週、突発公共衛生事件報告はなかった。
四.非職業性一酸化炭素中毒
今週、計86件、中毒113名の非職業性一酸化炭素中毒事件があった。
五.重要事項
今週の伝染病発病状況は全体的に安定しているが、この2週間にはHFMDの発病数は大幅に増えたため、市衛生局は各関係部門に、幼稚園、学校など重点場所を中心に、HFMDの予防措置を引き続き強化する同時に、伝染病予防知識の宣伝を展開し、爆発的な流行を防ぐように指示した。
現在、中国での甲型H1N1は低発病期に入っている。専門家は近い将来には広範囲爆発的な流行とはならないが、局部地区と人口集中地での小範囲伝染との可能性もあり、重症と死亡が出る可能性もあると予測した。また、専門家は以下の提案を纏めた。(1)H1N1ワクチンの接種条件に合う方、特に妊婦、新生児、幼児、出稼ぎの方は、現地衛生部門の予防計画に従い、予防接種を受けましょう。(2)生産、生活環境をよく換気しましょう。(3)よく手を洗い、痰をポイポイしないようにしましょう。(4)セキ、クシャミするときにハンカチや、ティッシュで口と鼻を防ぎましょう。(5)慢性病患者、肥満の方、妊婦、新生児、幼児、お年寄りなど甲型H1N1感染しやすい方は、呼吸道症状がでったら、直ぐに受診しましょう。(6)急性呼吸道感染の方、特に高熱下がらない病状が繰り返る方は、直ちに受診しましょう。
|