近年、北京市青少年の肥満問題は一層厳しくなった。現在、2~18歳児童青少年の肥満率は10%近く、また、11%の児童はすでに体重基準を超え、今後肥満となる可能性が十分ある。
実際には肥満児童青少年の脂肪肝、高血圧、高脂血症と2型糖尿病の発病率は割りに高い。研究結果により、肥満児童の高血圧、中性脂肪、2型糖尿病の発病率はそれぞれ32.5%、23.3%、0.65%、正常体重児童の数倍から十数倍であることが明らかとなった。
一般的には、脂肪は肝臓組織の3~5%を占めるのは正常、5%を超えると脂肪肝となる。最近、首都小児科研究所は肥満中・小学生を対象に脂肪肝と肝臓機能検査を行った結果、肥満児童中の10%は臨床脂肪肝の診断基準を超えたことを分かった。この比率はまさに正常体重児童の51倍もある。脂肪肝児童青少年の大きな特徴は「お腹が大きい」、即ち、脂肪が腰、腹部にたくさん付いている。このようなお腹が大きく、肥満している児童の脂肪肝発病率は、一般性肥満児童より遥かに高い。現在、脂肪肝は病毒性肝炎を続いて、児童青少年の健康を大きく損なう第二位の肝病となったため、社会各界の注意が必要である。
肝臓は心臓を続いた第二の臓器として、人体の化学工場とも言われ、消化、代謝、排毒との機能を持つ。子供は脂肪肝をかかってしまうと、肝臓機能が落ち、正常発育が遅れ、脂肪代謝が乱されるだけではなく、糖尿病を誘発してしまう可能性も十分ある。また、年齢の増えとともに、児童脂肪肝も脂肪性肝炎、肝臓繊維化、重い場合は肝硬化となることも十分考えられるため、その危害程度はB型肝炎と同じくらいである。
ほとんどの脂肪肝の人は肥満か高脂血症をかかっているが、児童青少年患者の場合は、病歴は比較的に短いため、早期干与すればほとんど治ることができる。従って、肥満ならないようにすることは児童青少年脂肪肝予防の重点である。
今年北京市政府は「全市団地における慢性病干与及び健康促進行動方案」には特に「体重調整」を四つの主要業務の一つと決めた。全市中・小学校も肥満予防を学校の衛生業務重点として、「毎日1時間の運動時間を確保」など具体的な措置を実施し始めた。これらの措置は、児童青少年の肥満予防にとって大きな役割がある。
また、肥満児童の親は、医者の指導の元で、子供の飲食内容を変え、不健康な飲食と生活習慣を直し、「適量蛋白+低糖と低脂肪」との食事を徹底するうことが必要。具体的には、1.料理を薄味にすること、お腹を一杯食べないこと、新鮮な野菜や果物を多めに食べること。エネルギー摂入量を抑えること。2.室外の有酸素運動を増やし、例えば、ゆっくり走る、水泳、自転車、健康ダンスなどの運動で、余ったエネルギーを消耗すること。3.十分な睡眠時間を取ること。睡眠中に肝細胞に多くの血液や、酸素や栄養を送ることができるため、脂肪化された肝細胞の回復に極めて有効である。しかし、脂肪肝は比較的に重くなった場合、或いは血脂紊乱などの併発症が見られた場合、臨床治療を受ける必要がある。
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