歯周医学は新たな重点研究分野として、臨床的には大きな意味があります。歯周炎の発生と進展は感染要素に左右されながら、その治療効果も全身の病気と健康状態に影響されます。
海外の研究報告では、24%の歯科患者は他の病気で内科を受診していること指摘しています。従って、歯周炎の治療は口腔だけの問題ではありません。
1.心臓血管病と歯周治療
アメリカ心臓病協会は、感染性心内膜炎患者は特に口腔衛生を注意し、細菌血を減らす必要があると指摘しています。風湿性心臓病、先天性心臓病、人工心臓瓣膜患者は、歯周検査又は治療当日、抗生薬物を服用しなければなりません。また、治療の前には、1%~3%の過酸化水素、または0112%のクロルヘキシジンでうがい、口腔内の滅菌を行うのが望ましい。
心筋梗塞、脳血管意外を発生後の6月以内、又は不安定性狭心症をかかっている患者には、通常の歯周治療を避け、応急処置だけを行いましょう。
心臓サポートを着用している患者には、サポート機能を妨害しないように、超音波歯磨きなどの電子機器の使用は禁止です。
高血圧、冠状動脈心臓病患者には、薬物服用中、かつ病状安定している前提で治療を行うことができるが、治療中、患者の緊張感を緩めることを十分注意すべきです。心臓血管病患者及びその感染しやすい方、例えば、高脂血症患者と高脂血症家族史のある方には、全面的な歯周検査と治療を行う必要があります。また、このような患者には、健康教育の主な内容として、長期的な歯周健康保持が必要に大切であることを伝える必要があります。
2.糖尿病と歯周治療
急性歯周膿腫など糖代謝コントロール不良又は重い合併症がある患者に対して、応急治療のみが適用、感染防止ための抗生物使用も要求されます。血糖が下げた糖尿病患者に対して、通常の歯周治療を行うことができます。病状重い患者には、予防の目的で抗生物を使うことができるが、患者に細菌防止と定期再検査の必要があることを注意しなければなりません。
3.凝血機能異常と歯周治療
高血圧、心脳血管病、重い肝臓病などの患者は、抗凝剤の長期服用による歯周出血になりやすいため、治療と手術の前には凝血酵素原時間を測定し、治療中には創傷を最小限に操作を丁寧に、止血を十分気をつける必要があります。異常出血を起す可能性のある病気及び、血小板減少性紫斑病、血友病、重症肝臓病患者に治療する際には、内科医師と一緒に慎重に歯周治療を行うべきです。
4.その他
伝染性肝臓病、性病、結核病などの患者に口腔治療を行う際には、血液、唾、皮膚粘膜の傷口で伝染される可能性が十分あるため、交差感染を十分気をつける必要があります。活動性伝染病患者には、通常の歯周治療を行わなく、応急処置のみをしましょう。お年寄りの方に歯周治療を行う前に、全身の健康状況と治療状況を十分把握し、歯周治療のリスクを評価した上に治療計画を立つ必要があります。この場合は、まず非手術方法を考えて、菌斑と炎症制御を重視するのは一般的な方法です。
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