今年の3月24日は第15回目の「世界結核病防止ディー」を迎えます。今年中国の宣伝テーマは「結核病を防止、健康を守ろう」です。
3月20日、北京市衛生局は北京大学周年講堂の多機能ホールで、「2010年世界結核病防止ディー」宣伝活動の学園起動式を開き、北京市衛生局衛生局疾病制御処謝輝副処長は起動式を司会し、衛生疾病制御局肖東楼副局長、北京大学鞠伝進副校長、北京市衛生局趙濤副巡視員、北京市教育委員会鄭萼副主任、世界衛生組織結核病プロジェクト施南官員ならびに、十数ケ機関トップの方、18区・県衛生局と結核病予防機関トップの方、大学生ボランティアらは起動式を出席しました。会場では、趙濤副巡視員、肖東楼副局長はスピーチし、趙濤副巡視員、鄭萼副主任はボランティアに旗を渡し、18区・県結核病予防機関に予防マニュアルを配りました。
海淀区には、北京大学、清華大学を含む全国知名大学36校も集っているため、大学在校者数は最も多い区です。このようなところで結核病の予防宣伝を行うのは、大学生中心とした健康教育の強化も、大学生周りの方への結核病基本知識の普及も期待できるため、結核病予防には大きな意味があります。また、患者に心地の良い社会雰囲気を講じ、結核病対する恐怖心理をなくし、結核病予防治療知識を普及し、全市における結核病予防宣伝を拡大するように、3月24日北京全市で様々な結核病予防宣伝活動を行う予定です。
肺結核病は慢性呼吸道伝染病として、白い疾病とも言われます。20世紀50年代以来、多くの結核病薬物の応用によって、結核病の流行が大きく抑えられたが、近年、様々な原因で結核病の発病率と死亡率が再び上昇している傾向が見られました。専門家の紹介によると、治療を受けていない一人の肺結核病患者は一つの伝染源、空気を通じて毎年15~20名健康者を伝染してしまうため、全世界で計算すると、1秒当りに1名の結核病新患者が出ます。ですので、有効・適切な予防措置を講じないと、未来10年には全世界約3億人の感染者が出ると非常に厳しい状態です。中国は世界22ヶ結核病多発国の一つとして、患者数はインドに続いて世界第二位、現在感染者数は約5億人、患者数は450万人(発病率122/10万)、毎年150万人が新たに感染され、毎年約13万人が結核病で死亡、毎年12万の患者が耐薬物となります。
中国の結核病予防方法は、総合病院は転院者の治療を行い、結核病予防治療専門機構は観測、診断と治療を行い、団地と村の衛生所は患者管理を行うとなっています。
北京市結核病の予防作業は、中国建国から60年間をかけて、多大な成果を上げました。現在、北京の結核病発病は全国最低、在籍人口の伝染性肺結核病感染率は12/10万、ロンドン、パリなど発達国の大都市と同じレベルとなっているが、流動人口多く、耐薬物結核と結核菌/エイズ両方感染者数多いなどの問題を直面しています。
近年、北京市の結核病予防作業も大きく進展しました。現在、DOTS(監督での標準化短期治療)の実施率は100%、新余陽肺結核発病率97.0%に対する完治率は93.4%、世界衛生組織結核病予防三大目標(DOTS実施率100%、新余陽肺結核発病率70%、新余陽肺結核完治率85%)を達成しました。また、学校内発病状況への観測と処置、耐多薬物性結核病への治療、流動人口への予防方法につても、積極的に研究し多くの経験を積みました。特に全国初に起動された地方財政による耐多薬物結核病の予防プロジェクトでは、耐多薬物疑似患者に薬物敏感性テストを行う方法で、発病の早期発見及び、薬物敏感テスト結果による治療策の設定・治療過程の管理・耐薬物結核菌の伝播阻止には素晴らしい成果を上げたため、全国結核病防止作業に良い経験を見せました。
肺結核は結核桿菌による呼吸道伝播の慢性呼吸道伝染病で、セキ、クシャミ、大声話すときの噴沫などで他人に伝播します。肺結核病をかかると、労働能力を失うだけではなく、他人を伝染してしまうこともあるので、個人、家族、社会にとっても大きな危害があります。一般的には2週間以上持続セキ・痰出る・痰の中に血が混じる場合、肺結核をかかった可能性が十分あるので早めに受診しましょう。
結核病の早期検査と規範治療を確保するために、北京市18区・県各所には結核病予防治療所を設けているので、症状が出たら近くに受診できます。また、在校生、出稼ぎ者と在職者は結核病予防治療機構での無料検査と無料治療を受けることもできます。
2010年「世界結核病防止ディー」を迎える今、市衛生局は市民の方に「力を合わせて結核病を予防しましょう。結核病発病率全国最低を目指して頑張りましょう」と呼びかけています。
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